頑張れることのありがたさ

「頑張れていないって、頑張れていることよりすごく苦しいんです。頑張れているって、頑張れていないよりも楽なんです。」
あるアーティストの方がこんなことを言っていました。
最初この言葉を聞いたとき、仕事に置き換えて考えてみましたが、私はあまり腑に落ちませんでした。
何かを頑張るとき、はじめはできないことばかりでたくさん悩むし、頑張るにはそれなりの準備や気合が必要で、忙しくて、頑張っていないときの方が楽ではないかと思っていました。
ところが、ある時「なぜか頑張れない…」という時期があり、何かに挑戦しているわけでも、特に忙しいわけでもないのになぜか頑張れず、逃げている自分に“苦しい”という感情が湧いてきました。
初めてのことに挑戦しているときは忙しくて大変でしたが、この時のような“苦しい”という感情ではなく、挑戦できている自分に少し自信を持てていたことにも気が付きました。
その時、頑張れること、挑戦できること、夢中になれることは、忙しくて大変だけれど、頑張りたいのに頑張れないときより、よほど気が“楽”なのだと思いました。それと同時に頑張れる環境があることのありがたさも感じました。
仕事で頑張れるって、思っているより当たり前ではないと思います。私情で頑張れないときもあれば、外的要因で頑張れないときもあると思います。
もし仕事において、環境を変えることが頑張るためのひとつの選択肢かもしれないと思った方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。