「あるある」から見えてくる「価値観」

先週、「そういうことじゃないんだよ展」という展示会に同僚と行ってきました。この展示会はその名の通り、日常生活の中で思わず「そういうことじゃないんだよ!」と言いたくなる「あるある」の事例を集めた展示会です。
例えば、以下のような事例が壁一面に展示されています。(HPより抜粋)
・「使った後、元の位置に戻せば散らからないよ」
・「10分早く起きればバタバタしないで済むのに」
参考:https://entaku.ticket-store.jp/pages/new-souiukoto
さて、上記の例を見てどう感じましたでしょうか。「当たり前のことで、何が言いたいのかわからない」という方もいるでしょうし、私と同じく、「分かっているけど、できないんだよ!(そういうことじゃないんだよ!)」と感じられる方もいらっしゃるかと思います。
この展示会の面白いところは、価値観の違いというのももちろんですが、どの事例においても「良かれと思って」をベースに事例が出来上がっている点です。発言している方は、意地悪を言いたいわけではなく、相手のため・自分の意見として言っているだけのケースがほとんどです。
私自身も、日々多くの方とお会いしておりますが、上記の観点を忘れることなく、お会いする方一人ひとりと真摯に向き合ってまいりたく思います。
余談となりますが、日常生活の中で「そういうことじゃないんだよ!」事例に出会った際には、頭の中でツッコミを入れるような、ユーモアも忘れずにいたいものですね。