異文化体験から考える、転職の意味

先日、人生で初めて韓国を訪れました。正直、それまで海外に対してあまり良い印象を持っていませんでした。言葉も文化も違う場所へ行くことは、ただ不便で疲れるものだと思い込んでいました。しかし、友人に誘われて訪れた韓国で、その考えは少しずつ変わっていきました。
街を歩けば、活気ある声とスピード感に圧倒され、食事をすれば、日本とは違う味付けやおもてなしの違いに驚きました。良くも悪くも違う。
けれど、その“違い”を観察していると、不思議と楽しくなってきました。自分がこれまで“当たり前”としてきたことが、他の文化ではそうではない。その発見が、むしろ自分の価値観を浮かび上がらせてくれるのです。
仕事でも同じだと感じます。日々キャリアの相談を受ける中で、「今の職場しか知らない」「自分の市場価値が分からない」と悩む方は多くいます。ですが、転職活動とは“環境を変えること”だけではなく、“自分の基準を見直すこと”でもあると思うのです。
他社を見ることで、自社の良さが見える。
他職種を知ることで、自分の強みが見える。
それは、異国を訪れたときに感じる“違い”の中から、自分自身を見つめ直す感覚にとても近いと感じます。
もし今、転職を「壁」と感じている方がいるなら、それを“他者との比較の機会”として捉えてみてはいかがでしょうか。きっと、自分という存在をより鮮明に映し出す鏡になるはずです。
そして、「少し他を見てみようかな」と感じた方は、ぜひお気軽に弊社へお問い合わせください。新しい発見と出会いを、一緒に見つけていきましょう。






