お声がけの背景
弊社は事業課題を抱えた経営者や事業責任者の方から人材採用の依頼を受け、ヘッドハンティングを行っております。今回もクライアントから依頼を受け人材を探しておりましたところ貴職に辿り着き、ご連絡を差し上げた次第です。
今回のお話が貴職にとって実りあるものになるかどうかは正直わかりません。しかしながら、私達がお届けする情報が貴職にとって決してマイナスになる事は無いと確信しております。なぜなら、目まぐるしく変化する現代において、自身の市場価値を客観的に認識し、キャリアの選択肢を複数持っておくことが将来にむけた確かなリスクヘッジになると私達は様々な事例から実感しているからです。
企業がどのような背景で候補者様を求めているのかだけでもお伝えできればと思います。お気軽にご連絡ください。
事例紹介
候補者様が辞退されたものも含め、これまでの事例をいくつかご紹介します。
移籍された事例
Aさん(50代)
クライアントは従業員10,000名以上の産業機械メーカー。伸張事業の拡大にともない、技術部門を新設するための部門長ポジションの人材獲得が必要となりました。同社では歴史の浅い事業のため、同事業のノウハウを持ったマネジメントクラスを社外から招へいしたいとの依頼がありお声がけをしました。
クライアントから事業への熱い思いを聞くうちに、Aさんは重役を担うことへの重責よりもやりがいを重視するようになられました。現職に残れば安定した生活が送れる事は保証されていますが、これまで得たキャリアを活かせるポジションに定年までの残り10年を賭けてみようと移籍を決意されました。
ご辞退された事例
Tさん(40代)
クライアントは兵庫県にある鉄鋼メーカー。40歳前後のマネジメント層候補を獲得したいとの依頼がありお声がけをしました。Tさんはお声がけの背景やクライアントの情報、今回のポジションや役割の詳細を知りたいと面談に応じてくださいました。お声がけの背景や組織構成、現状の課題など、通常では知り得ない話を技術責任者からお聞きになり、本社への訪問を含めて複数回の面会を実施させていただきました。
最終的にはクライアントからTさんへのオファーがありましたが、単身で関西へ移住することへの懸念などを理由にご本人より辞退のお申し出がありました。クライアントも理解を示され、考え直す機会があればいつでも来て欲しいと、双方の合意を経て終了した事例です。