“Put yourself in my shoes!”
身近な存在の方からよく言われていたフレーズです。
訳すと「私の立場になって考えてみて!」。
以来、行動や発言が自分よがりになっていないか、相手のためになっているかを図る際にこの言葉を思い出し、相手の靴を履いて(相手の立場に立って)いる気持ちで自身を省みるようにしています。
多くの方の靴を履けるようにするには、相手の持っている価値観や置かれている立場・環境を意識しながらコミュニケーションを取ることと、同時に、自分自身が多様な方々と触れ合って視野を広げていくことが大事だと考えています。
海外旅行は自分の視野を広げる良い方法の1つで、最近訪れたメルボルンで現地在住の方と話をした際には、このような仕事観を聞くことができました。
「年収とポジションが上がるオファーが来たらすぐ現職を辞めて転職をするよ。」
「企業と面接するとき、転職理由なんて聞かれないよ。何ができるかが重要だから。」
日本ではなかなか耳にしない価値観で、海外の働き方としてざっくりとしたイメージはあったものの、面と向かって話を聞けたことで、自身の引き出しが一つ増えた気がしました。
ヘッドハンターとして多くの方々のキャリア選択に関わる中、旅行のみならず多様な環境で経験を重ねることで、自身の視野を広げていきたいと考えている今日この頃です。
そしてこれからも、“Put yourself in ○○’s shoes!“と自分に言い聞かせながら、相手の立場に立ったキャリア支援をしていきたいと思っております。