ヘッドハンターの独り言

資格勉強を通して感じたこと

資格勉強を通して感じたこと

私事ですが、ここ3か月ほど、資格試験に向けて勉強を続けています。

前職の頃から関心はあったものの、「忙しい」を言い訳に取り組めずにいました。そんな自分に区切りをつけようと、年齢の節目をきっかけに、ようやく学びの時間を確保する決意をしました。

勉強を進めるなかで、ふと自分の仕事を振り返る機会も多く、これは、転職活動をされる方にも通じる部分があるかもしれない──そう感じたため、今回はその気づきを3つ、共有させていただきます。

① 時間の使い方を見直す
平日夜や休日に勉強時間を捻出するには、まず仕事の効率を見直す必要がありました。その結果、優先順位の考え方や「今、集中すべきことは何か」といった整理ができるようになり、仕事にもよりメリハリが生まれたように感じています。

振り返れば、これまで「仕事が忙しいから」と何かと理由をつけていた自分にも気づかされました。限られた時間のなかで何を選ぶかは、自分次第なのだと改めて感じています。

② 経験の言語化の大切さ
私は10年以上、人材業界に携わってきました。その中には、上司・先輩に教わったことも、自分なりに試行錯誤して身につけた技術もたくさんあります。けれど、これらを改めて言葉で説明する機会は、実はあまり多くありませんでした。

資格の勉強を通して、それらの知識や技術には明確な「名前」があり、理論として体系化されていることを知り、大きな驚きがありました。「自分がやっていたことは、こういう意味があったんだ」と腹落ちすると同時に、後輩へのアドバイスや社内の共有においても、言語化する力の重要性を実感しました。

③ モチベーションの管理
資格勉強では、すぐに成果が見えにくいという難しさがあります。試験を受けて合否が出るまで結果はわからず、日々の学習にもフィードバックがあるわけではありません。うまくスケジュール通りに進まない日もありますが、そんな中でも「資格を取得した後の自分」をイメージしたり、適度に息抜きを取り入れたりしながら、モチベーションを保つ工夫をしています。

これは、転職活動にも通じる感覚だと感じました。すぐに成果が見えないからこそ、自分自身を信じて取り組み続ける力が大切だと思います。

転職活動も、資格取得と同じように「時間をかけてじっくり向き合うもの」です。進める中で、迷いや不安を感じることもあるかもしれません。そんなときは、ぜひ私たちにご相談ください。少しでもお力になれれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

こんな記事も読まれています