たこわさ理論

皆さんは、『たこわさ理論』という言葉を聞いたことがありますか?
メモを取ることの意義、知的生産のためのメモの取り方などが書かれた書籍、『メモの魔力』にでてくる理論なのですが、最近この本を読んだ際に、とても印象的だったのがこの『たこわさの理論』でした。
『たこわさの理論』とは、
保育園児に「好きな食べ物は?」と聞くと、大抵の場合、カレー、オムライス、ハンバーグなどの回答が返ってきますが、「たこわさ」という答えが返ってくることは基本的にありません。
理由は簡単で、保育園児は、「たこわさ」を食べたことがない(知らない)からです。
たとえそれがどんなにおいしいものであっても、良いものであっても、自分が知っているものでないと、そもそも選択肢になることはありません。
その為、本当に良いものを探す為には視野を広げて、まずはインプットを増やすと良い。
といった内容です。
当然のようなことをこのようなユニークな例え(理論?)で提示されることで、改めてインプットの大切さを認識したのでした。
私も今の仕事(ヘッドハンティング)を通して、多くの方々に新たな良い環境を知っていただくきっかけを作れるように、日々頑張っていきたいと思った次第です。
参考書籍:前田裕二「メモの魔力」幻冬舎 2018年12月
https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344034082/