この瞬間でしか味わえないこと

こんにちは。
今日は私がこの仕事をしていて嬉しかったことをお話ししたいと思います。
私たちは毎日ヘッドハンティングにおいて様々な方たちとお会いし、ご志向ご希望をお伺いし、ご支援をさせていただいております。その中には初めて転職される方も多くいらっしゃいます。
「転職はしたいけれど、今の会社にご恩があるし、部下もいるし……」と長くお勤めになった方ほど、そのように仰られます。初めての方ですと、退職交渉の方法も分からないため、誰にどのようにお伝えしたらよいのかも分からず、ご不安に思われます。私も転職経験があるのでわかります。
私たちがご支援させていただく方々は現職でご活躍されている方たちなので、弊社は退職交渉~入社までのフォローを丁寧に行っております。先日も退職交渉のレクチャーをさせていただき、退職の旨を現職へお伝えするというフェーズの方がいました。
その方は、“新天地に行く!”という決意をされた時から退職を告げるまで、会社の皆さんに罪悪感を抱かれていらっしゃいました(この気持ち非常にわかります!罪悪感ってやつ)。
私もレクチャーや応援しかできませんが、退職の旨を会社に告げられた後、その方からお礼の言葉をいただいたのです。
「ありがたいことに、退職の周知がされてから、あちらこちらから声をかけていただき『ごはんに行きましょう』『久しぶりに会いましょう』などと、社外のお世話になった方にも嬉しいお誘いを受けています」と退職を告げたことから、自分は今まで様々な人に恵まれ、支えられて現職で邁進できていたのだということに気づかれたとのことでした。
この方のように、現職でお世話になりご恩もあるが、人生一度きりなので他社でもこの経験を活かしてみたい!けれど、転職を躊躇されている方もいらっしゃるかと思います。
転職活動もエネルギーを使いますが、私は退職交渉の方が精神的なエネルギーがよりかかると思っております。一方で、転職は自分の今までやってきたことや周りの方々に恵まれていたこと、またどのくらいの影響を与えていたのかがわかる瞬間に出会える機会でもあります。それは退職交渉する際に初めて経験できることだと思います。
必ずしも、誰もが上記に当てはまるわけではないと思いますが、私はこの方から感謝の言葉をいただき非常に心が温まりました。
退職交渉をスマートにできる方もいらっしゃいますが、私がご支援をさせていただく全ての方に退職交渉のレクチャーをさせていただいております。初めての方ですと、なおさら不安なことがたくさん出てくると思いますので、丁寧にフォローしてまいります。
お会いできた方々の現在・そして未来の人生がより豊かになるよう、引き続きご支援してまいります。