ヘッドハンターの独り言

一人ひとりに合わせたコミュニケーション

一人ひとりに合わせたコミュニケーション

みなさんは、コミュニケーションの中で、意識されていることはありますか。
本日は、私が新卒時代に教わったコミュニケーションスキルについてお話させていただきます。

コミュニケーションを取る相手というのは、同僚、上司、お客さんなど、世の中には、自分と合う人・合わない人、色々なタイプの方がいらっしゃるかと思います。
これからご紹介する、相手と自分のコミュニケーションのタイプを分ける「Social Style(ソーシャルスタイル)」とは、1970年代に社会学者デイビッド・メリル氏らが提唱した理論です。
「自己主張」と「感情表出」の二軸を使って、人の言動を4つのスタイルに分けて分析し、相手が望ましいと感じる対応を探し、選択する方法として活用されています。

4つのタイプとは、
1. ドライビングタイプ(現実派)
自分の道は自分で決める。生まれつきのリーダー気質なタイプ。
2. エクスプレッシブタイプ(感覚派)
仕事もプライベートも楽しむのが一番!何よりも行動が大切なタイプ
3. エミアブルタイプ(協調派)
常に穏やかで、周りへのサポートにやりがいを感じるタイプ。
4. アナリティカルタイプ(思考派)
計画、事前準備等を怠らず、コツコツと継続することができるタイプ。

※出典:『タイプがわかればうまくいく!コミュニケーションスキル』
谷益美・枝川義邦,総合法令出版,2015

に分類することができます。
どのタイプが良い、悪いということはなく、ソーシャルスタイルとは、人それぞれのコミュニケーションの傾向や癖を知ることで自身のコミュニケーションの幅を広げ、対応力を上げるヒントとなる理論です。

私自身、日々、様々な方々とお会いさせて頂く中で、より相手のことを理解することのできる一つのツールとして、非常に役に立っており、また長期的な関係を築いていく、プロジェクトを上手く推進していく等の相手に合わせたコミュニケーション戦略として非常に有効です。

日々、お会いする中で、時間が短く、その一度しかお話できない方もいます。
一期一会だからこそ、その時間がお互いにとって、有意義な時間となることができるよう、日々の仕事に取り組んで参ります。

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