経験の可能性

私が考える「経験の可能性」についてお話しできればと思います。
私は高校から大学まで弓道部に所属しており、その中で「一射入魂」という言葉を大切にしてまいりました。弓道というスポーツは、4本の矢を放ち、的に何本当たったかを競うため、一射一射が非常に重要です。弓道を経験することにより、集中力と精神力を養うことができました。
プロフェッショナルバンクで従事するようになってからも、一つの物事に注力して業務を進める集中力や、失敗をしても引きずらずに次に活かす精神力が役立っていると感じています。
しかしながら、転職支援においては「一射入魂」という考え方だけでは通用しないことに気づきました。人の数だけキャリアや価値観があるため、一射(一つの考え方や話し方、伝え方など)に固執していてはうまくいかないということです。
これは私にとって大きな学びであり、同時に大きな壁でもありました。現在では、第一の矢だけでなく、第二・第三の矢を用意し、多様な人の考え方やキャリアに寄り添えるように日々精進しています。
一見、弓道と転職支援には関連性がないように思えますが、考え方次第ではこれまでの経験を活かし、さらなる学びを得ることができると実感しています。この考え方は、転職においても同様です。一見関連性のない業界や職種でも、捉え方次第では新しい職場でもこれまでの経験を活かし、さらなる成長につなげることができると思います。
貴殿のこれまでの経験を最大限に活かし、自己成長をさらに推し進めるための転職活動を、ぜひサポートさせていただければ幸いです。