続けることを容易くする言葉

年末が近づくと、今年やりたかったことをどれだけやれただろう、年内残りの期間に何をやっておけばよいだろう、と焦りながら振り返る時間が増えてきます。
私は決めたことをコツコツとストイックにやり抜くことができるタイプではなく、好奇心の赴くままにトライして、三日坊主では悔しいので、一週間は頑張る、ただその先は続かず中途半端になっていることの多さにウンザリすることもあります……
そんなズボラな私なので、ジムに通い始めた際にも、数か月経ったあとに仕事が繁忙期になったという言い訳の中、数週間通えない時期がありました。気まずいなと思いながら何とか次回の予約をし、申し訳ない気持ちでジムを訪ねた日、トレーナーさんに言われたことがとても印象的でした。
「来れたじゃないですか!どれだけ間が空いたとしても、今日来られたので続けられていますよ!毎日、毎週決まった頻度でやることだけが継続じゃないので!」と。
もちろん営業トークだとは思いますが(笑)、なんだかふっと気持ちが軽くなり、中断してしまうことへの罪悪感が減り、そこからは多少間があくことはあってもゆるゆると継続することができています。
トレーナー曰く、数年前に、ダルビッシュ有選手が発信していた「継続のコツ」についてのコメントの受け売りとのことだったのですが、自分を苦しめるのは自分のマインド、物事の捉えようなのだと気付かされた出来事でした。
目の前に起こる様々なことを、ある種楽観的に、前向きに咀嚼し受け止めることができれば、結果は大きく違うと信じて、来年も続けられないかもしれないことに怯えることなく、色々なチャレンジをしていきたいと思います。