ヘッドハンターの独り言

成功者に共通するのは「才能」じゃなく「やりぬく力=GRIT(グリット)」

成功者に共通するのは「才能」じゃなく「やりぬく力=GRIT(グリット)」

「GRIT(グリット)」というキーワードをご存じでしょうか。

成功しているビジネスパーソンやアスリート、芸術家などの「共通する力」として注目されています。

Guts(ガッツ):困難に立ち向かう「闘志」
Resilience(レジリエンス):失敗してもあきらめずに続ける「粘り強さ」
Initiative(イニシアチブ):自らが目標を定め取り組む「自発」
Tenacity(テナシティ):最後までやり遂げる「執念」

この4つの言葉の頭文字をつなげてGRIT(グリット)と呼ばれており、言い換えると「やり抜く力」。
アメリカの心理学者:アンジェラ・リー・ダックワース教授が提唱した言葉です。

教授が「才能や知性」と「GRIT」は関係が無く、後天的に伸ばしていける力であると提唱している点が非常に興味深いです。

GRITに関連する書籍やWeb掲載記事を読むと「GRITを伸ばすための方法」について様々な事例がありますが、私自身の実体験や私自身が接してきた方々から個人的には下記が有効だと感じます。

まず第一に自分自身で自ら興味のある分野に打ち込む
└なかなか見つからない場合は今やっていることの中で発見する意識を大切にする

自分よりもGRITがあると感じる人の近くに身を置き続ける
└初めのうちは自分自身とのGRITの差に驚いたり、嘆いたりすることが多いですが、思考が少しずつ変わったり、発見が増えたりと収穫は多いはずです

GRITを意識して挑戦すると大小さまざまな失敗が生まれると思います。
GRITがある人ほど他人から見えない失敗を誰よりもしているはずです。
失敗をポジティブに捉えて失敗から学び、改善し続けることも大切だと思います。

野球選手で打率3割は一流選手と言われますが、裏を返すと7割が目先では失敗です。
その失敗から貪欲に改善し続ける(ある意味GRIT)から安定的に打率3割を維持できるのではないでしょうか。

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