出張中に想うこと

この仕事(ヘッドハンター)には出張が付きものなのだ。多い時はひと月に6、7回は出張をしている。私自身、知らない土地を訪れることは好きなので、仕事でありながら良い気分転換になっていたりもする。
最近、そんな出張での移動中(新幹線や特急での移動が多いのだが)、外国人観光客を目にすることが実に多い。それも特定の国、地域というわけではなく、様々な国の方々が訪れている印象だ。昨年2024年の訪日外国人観光客の人数は過去最高の3600万人を突破し、今年2025年はさらに上回るペースで人数が増えているとのこと。
思い返すと、私が関西に引っ越してきた2020年はコロナ禍全盛であった。当時は新幹線の1車両に3、4人しかおらず、海外からの渡航も禁止され、実家に帰ることすら憚られる中、5年で大きく様変わりしたものだとしみじみ感じる。
そんな中、準備にまつわる色々なごたごたがありながらも、大阪・関西万博2025が開催された。一説には3兆円もの経済効果が予想されているという。その万博に訪れる海外旅行者の比率は入場者の約12%だとか。益々観光客が増えて賑わって欲しいというポジティブな感情と、チケットが取りづらくなるなというネガティブな感情とが、せめぎ合う今日この頃。
このタイミングで関西に住んでいることもご縁なので、近々訪れてみたいなと思っている。いずれにしても大きな事件、事故がなく、海外の方々にとっても日本人にとっても良い想い出になってくれることを願いたい。