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自社サイト内の中途採用ページで会社の魅力を分かりやすく伝える3つのポイント

自社サイト内の中途採用ページで会社の魅力を分かりやすく伝える3つのポイント

求人サイトを通じて採用募集する場合、掲載できる情報には限りがあるため応募者との間にギャップが生まれやすく、採用のミスマッチにも繋がります。
自社サイトに専用の採用ページがあれば、文字数の制限はなく、自社を知ってもらう方法も自由です。

求人サイトで興味を持った応募者が自社サイト採用ページを訪れ、自社のことをより詳しく知ってもらえれば、会社にとっても「良い人材」に応募してもらえる可能性が高まります。

今回は、自社サイト内に中途採用ページを作ることで、会社の魅力を応募者に伝えるためのポイントを3つご紹介します。

1.ドキュメンタリー形式やQ&Aで応募者が知りたい情報を分かりやすく伝える

はじめに、自社サイトに訪れた応募者が知りたい情報を分かりやすく伝えることが何より重要です。

*応募者からよく質問されることをQ&Aコンテンツとしてまとめる
*会社に入った後のビジョンが明確に持てるように、応募者と同年代の社員の1日(画像・映像など)をドキュメンタリー形式にして紹介する

といった情報を載せると、会社についてより具体的に知ることができ、入社後の自分と重ね合わせて想像しやすくなります。

また、チャートや画像を用いて、業務について分かりやすく説明することも大切です。その上で他社との差別化ポイントを明確に提示できるような構成にしましょう。どんな仕事なのか、会社にはどんな人がいるのか、どんな条件で働くことになるのか、福利厚生などは、応募者にとって特に気になるポイントと言えます。

2.応募者に伝えたいこと・感じて欲しいことをコンセプトにしてサイトを構成

会社が応募者にどんなことを伝えたいか、どのように感じて欲しいかを明確にすると、サイト構成のコンセプトもはっきりしてきます。
応募者に見て貰いたいのは、どの情報が載っているページか、入社後はどのような社員になって欲しいのかを考えながら、ページの構成をしていきましょう。サイトマップを図にすると具体的なイメージが分かりやすくなります。

中途採用の場合、現職・前職といった比較対象があるため、「ここに転職したい!」と応募者に思って貰えるようなコンテンツが必要です。そのようなコンテンツを作るには、コンセプトの明確化とサイト構成がとても重要になります。

サイト構成には会社のオリジナル性を持たせることが重要ですが、少なくとも次の内容を入れるようにしましょう。

*募集要項・選考プロセス(応募者が採用要件に足りているのかが分かりやすい)
*仕事内容の具体的な内容(業務経験の有無を応募者が判断しやすい)
*会社オリジナルの制度や文化を紹介(応募者に会社をよく知って貰える)
*福利厚生
*社員インタビュー(応募者が自分自身と重ね合わせやすい)
*会社からのメッセージ(社長や経営陣などから会社のビジョンや社員への思いが伝わるように)

ただし、あれこれと詰め込み過ぎにならないように注意が必要です。文字がページにぎっしり詰まった状態では見る前から敬遠されかねません。読みやすいように文章をレイアウトしましょう。
複数のページに分ける方法もおすすめです。適切な図や画像を効率よく取り入れ、視覚的に見やすくするといいでしょう。
また、会社のイメージに合ったサイトデザインにすることも大切です。
自社らしさを加えてオリジナル性を持たせるのがベストです。

3.「作って終わり」にはせずこまめな更新を行うことが大切

自社の採用ページは、作ったら終わりではありません。自社サイトのトップ画面でSNSを活用するなどして最新情報を発信し、こまめに更新していると分かるようにしましょう。
どんなサイトにも当てはまりますが、更新があまりないサイトは魅力的とは言えません。いつ説明会があるのか、どのセクションでどのような職を募集しているかなどの最新情報は、こまめに発信することが大切です。

また、最近はスマートフォンでサイトを閲覧しているケースも多いです。採用ページも、スマホで見られるようにレスポンシブル対応にしましょう。

競合企業と差別化を図った採用ページで自社の魅力をアピール

応募者は複数の企業の採用ページを見て、業務内容や福利厚生など様々な点から募集する企業を検討します。その中から自社を選んでもらうためには、競合企業との差別化を図り、自社の魅力をアピールすることが必要です。

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