ヘッドハンティング研究

採用シーンに見る企業の力

採用シーンに見る企業の力

我々ヘッドハンターは常日頃、様々なクライアント企業の方々から採用に関するお問合せ、お悩みをお聞かせ頂きながら、複数のハンティングプロジェクトに対峙している。一般的にヘッドハンティングは半年程度の期間、人事様、現場担当者様、経営者様等と様々なやり取りをしながら、ターゲットの方と相対するのだが、その各プロセスを進める中で、クライアント企業の実力の一端を垣間見ることができる。

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欲しい人材を獲りにいく時代

①人事の段取り力
ヘッドハンティングも採用事なので、やはり採用担当の人事様とやり取りをするケースが多いのだが、優秀な方を採用できるクライアントの人事様は総じてレスポンスが速い。面談の調整はもちろん、上席の方の判断を仰ぐ場面でも確認が的確で速い。そして決断が速い企業は優秀な方を採用できる確率が格段に高い。

②自社、他社、業界に関する知識、理解力
人事様、現場担当者様、その上のレイヤーの方、いずれの方であっても俯瞰的な目線で語ることができる方のお話しは引き込まれるものがある。その上で、自社の強み、ヒキを語れる方はヘッドハンター以上にヘッドハンター然とされている。

③社長、役員、もしくは採用責任者の口説き力
隣で聞いている私(ヘッドハンター)でさえも時に、この会社で働いてみたい、と思わせるような本気の口説きができる社長様、役員様、採用責任者様がいるクライアントはやはり強い。真剣にターゲットと向き合う背景には、やはり採用こそ、自社の業績、企業力に直結するということを十分に理解されているからであると思う。その真剣さ、熱意は必ずターゲットの方に伝わり、仮にそのタイミングでご縁が無かったとしても巡り巡って、何らかの形で良い出会いに繋がったりすることもあるのである。

採用にご苦労されているご担当者様は上記のような観点で自社の採用を考えてみるというのはいかがであろうか。もしも、上記に課題を感じるご担当者様がいらっしゃったら是非弊社にお声がけ頂ければ幸いに思う。貴社の課題克服に向け、真剣に、全力を尽くすことをお約束する。

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