3位スキル習得、2位収入、1位は?兼業・副業をして得たこと/経営・ハイクラス人材への『兼業・副業』調査レポート

3位スキル習得、2位収入、1位は?兼業・副業をして得たこと/経営・ハイクラス人材への『兼業・副業』調査レポート

プロフェッショナルバンクに登録する経営人材、ハイクラス人材(年収938,7万円、年齢49.9歳/当調査の対象者平均)を対象に、『兼業・副業』についてアンケートを実施いたしました(回答数:621名)

結果、経営人材、ハイクラス人材における『兼業・副業』に関する意欲は高く、自分にあった兼業・副業に関する情報を入手することが出来れば、前向きに『兼業・副業』を検討することが分かりました。年々、優秀人材の採用が難しくなっていく中で、各企業経営者の関心は自社の社員の育成に注がれています。一方、単発的な教育研修の実施では、その効果や定着を図ることが難しいのが現状です。『兼業・副業』で就業可能な優れた経験や知識、ネットワークを持つ人材を一時的に自社に招聘し、社員と伴走して業務従事してもらうことで、彼らのノウハウを自社社員に引き継ぐことが可能な時代になってきたと思われます。

■TOPICS 1:経営人材、ハイクラス人材の兼業・副業に対する意識は高い

・兼業・副業の経験者は全体の40%
兼業・副業の経験者は全体の40%を占めました。5人に2人は経験をしたことがあるとの結果です。兼業・副業の働き方が多くの経営・ハイクラス人材に浸透していることが分かります。

Q:兼業・副業をしたことがありますか?

・兼業・副業をしたことがないと回答した60%に対して、「兼業・副業に興味があるか」と再度質問をしたところ、『してみたい』、『どちらかといえばしてみたい』と答えた割合が全体の76%を占めました。

Q:【未経験者】兼業・副業をしてみたいと思いますか?

当社がアンケートを行った経営人材、ハイクラス人材の40%は兼業・副業の経験があり、また、経験がない方も76%は興味があることが分かりました。この結果から経営人材、ハイクラス人材において、兼業・副業の意識が非常に高いことが分かります。

■TOPICS 2:兼業・副業を始めたきっかけと効果

兼業・副業を経験した方の兼業・副業を始めたきっかけは、1位:『収入を増やしたい』、2位:『自分の能力を幅広く発揮したい』、3位:『知人や取引先から頼まれた』となっております。

Q:【経験者】兼業・副業をはじめたきっかけは何ですか?(複数回答可)

一方、兼業・副業をして良かった(得た)ことは、1位:『自分の強みを実感することができた』、2位:『収入が増えた』、3位:『本業に役立つスキルを獲得できた』となっております。

Q:【経験者】兼業・副業をして良かったことは何ですか?(複数回答可)

兼業・副業を行う事前の期待と事後の効果の比較として、『収入が増えた』だけではなく、自分の強みを実感でき、本業に役立つスキルを獲得できた回答された方の割合が目立ちました。これまでの経験で培ってきた武器を兼業・副業によって存分に活かしている様子が伺えます。

特に兼業・副業の効果として、『自分の強みを実感できた』ということについては、兼業・副業を行うきっかけとしてあがってこなかった回答項目でした。自分の強みについて、本業の仕事の中では実感することが難しく、自分を過小評価している人も多いのかもしれません。

現状、兼業・副業は1人日(就業時間に関わらず月1日ほど仕事をするという意味)あたり、5万~20万程度(顧客課題によります)の相場で活動されているプロ人材が目立ちます。マーケットにおける市場価値やスキル情報を基に、しっかりと兼業・副業の能力を見極め、貴社の期待値を明確に伝えることによって、納得性の高い成果を引き出すことが可能です。

■TOPICS 3:積極的な情報発信によって優秀人材の支援を受けることが可能

一方で、兼業・副業を行ったことがない方に対し、兼業・副業をしたことがない理由について質問をしたところ、その理由は以下となりました。

Q:【未経験者】兼業・副業をしたことがない理由は何ですか?

・理由の1位となっている『勤務先で禁止されている』について、まだ兼業・副業の制度を導入されていない企業もありますが、昨今の流れから今後もますます拡大していくと思われます。また、現業と競合関係にあたる企業への就業が難しい役職もありますが、コロナやIT技術の発展の影響もあり、ビジネス変化のスピードが速まっている現在の状況においては、競合関係の定義が難しくなっており、個別事例ごとに検討されながら進める企業が増えております。

・2位:『今の仕事が忙しく時間に余裕がない』、5位:『本業の仕事に支障が出るのではないかと感じる』について、兼業・副業で、現在の仕事に支障が出てくることは本末転倒にあたります。一方、週末だけ対応可能な案件や、月に4時間程度の会議参加を依頼される案件が増えております。時間や工数が一定程度必要な兼業・副業もありますが、正社員の採用まで待てないような“今、困っている仕事”について、外部へ発信することによって、それらを希望する人との出会いもあるかもしれません。

・3位:『自分に合った兼業・副業が見つからない』、4位:『兼業・副業の情報をどうやって入手すればよいか分からない』について、まだまだ情報を得る手段が限られていることもあり、兼業・副業の意思はあっても必要な情報に辿り着けていない人がいることが分かりました。

これらの理由を見てみると、1位となる理由を除き、他の理由については、何らかの情報発信によって、兼業・副業としての働き方が可能な経営人材・ハイクラス人材との出会いも広がってくるかもしれません。

■TOPICS 4:兼業・副業で多い職種の特長

実際に兼業・副業を経験された方に対して、どのような役割を担ったかを確認したところ、TOP3は、『経営全般に関する助言』、『新規事業の企画、立上げ』、『マーケティング戦略構築や運用』となりました。

Q:【経験者】実施した任務は何ですか?

これらの職種については、企画と運用のスキルが明確に分けられる職種と言えます。業務経験者に一定期間サポートしてもらい企画部分の支援を行ってもらいながら、業務フローが安定したタイミングで正社員の方に引き継いでいくことが出来るような職種です。

■まとめ

“優秀な方に来て欲しいが、定常的に発生する仕事ではない”、“自社社員で対応ができない難易度の高い案件に対応して欲しい”、この他の課題には、経営・ハイクラス人材のノウハウを兼業や副業であっても貴社に取り入れることで社員のレベルアップに繋がります。

“一番苦しい時”、“一番肝となる時期”に自社社員の負荷を高めて業務従事させるより、既にその時期を乗り越えたプロの人材に来てもらうことによって、貴社が直面している課題解決への道筋が速やかに照らされていくと考えます。ビジネス環境の変化が目まぐるしい現在において、優秀人材の外部補充を待つだけではなく、優秀人材のサポートを一時期だけ得ることによって、“貴社社員の育成”を実現してみては如何でしょうか。

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