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ソーシャルリクルーティングを成功に導くポイントとは

ソーシャルリクルーティングを成功に導くポイントとは

ソーシャルリクルーティングとは、TwitterやFacebookなどのSNS(ソーシャルネットワーク)を活用した採用方法です。海外では、90%以上の企業が採用戦略にこの方法を取り入れています。ソーシャルリクルーティングを成功に導くためにすべきこととは何なのか、ご紹介いたします。

企業側も多くの人に見られる覚悟が必要

ソーシャルリクルーティングを始める前に抑えておきたい点として、ソーシャルリクルーティングでは、SNSを通じて候補者のあらゆる側面を知ることができる反面、企業側もあらゆる側面を見せる必要があります。「より社風や企業理念に合った人材を確保したい」「採用後のミスマッチを防ぐために事前に互いを知っておきたい」という明確な目的があれば良いのですが、「周りの企業も導入しているから……」といった、行き当たりばったりで始めることは、おすすめできません。

ソーシャルリクルーティングで継続して効果を出すためにはそれなりの時間と手間を必要とします。またSNSを通じて会社の姿勢などを多くの人に見られる為、下記5つのポイントが重要になってきます。

*コンスタントな情報の発信
*自社に興味を持った人の趣味嗜好やアカウント情報のチェック
*定期的なメッセージの書き込み
*早いレスポンス
*インフルエンサーとの積極的なコネクション作り

候補者にとって興味を持ってもらえるような情報を継続的に発信できているか

ありきたりな企業情報や採用情報をただ発信するだけでは、候補者の興味を引くことはできません。また、「アカウントを開設したものの放置している」「更新頻度が少ない」では、候補者が離れていってしまいます。候補者にとって魅力的な情報こまめに発信し続けることが大切です。

インフルエンサーとのコネクションによって注目度を高める

また、SNS上にはライバルが多数存在します。候補者から注目を集めるために、世間への影響力がある「インフルエンサー」とのコネクションを構築することも有効です。最近では、学生であっても1万人以上のフォロワーがいるようなインフルエンサーも多数存在します。そのようなインフルエンサーがインターンの情報などをSNS上で発信した場合、信頼性の高いリアルな情報として拡散される可能性は高いでしょう。

「インフルエンサーの持つ影響力が、ブランディングの大きな力になる」という考えから、ファッション業界を中心にインフルエンサーを積極的に採用している企業も増えています。インフルエンサーとのコネクションを持つだけで、より多くの候補者から効率的に注目を集めることができるのです。

これからソーシャルリクルーティングを始める企業様はこれらに気をつけてスタートしてみてください。すでにソーシャルリクルーティングを始めている企業様は、現状としてSNSが双方向のツールになっているかどうかを改めて検証してみてはいかがでしょうか。

戦略的かつ継続的なSNSの活用が、企業の採用力をより高めてくれることでしょう。

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