ヘッドハンターの独り言

心のチャンネルを合わせる

心のチャンネルを合わせる

人とお会いすることは私たちの常の仕事となっています。

お会いするのはヘッドハンティングでアプローチさせていただいた方、そして、クライアントである企業の方、それ以外にも情報交換するお相手としては多岐にわたります。

お会いする方は、初見となるケースも多いのですが、初めてお会いする方に対して、ご自身のことをお話していただくにはどうしたらよいか?初めてお会いする際のコミュニケーションにおいて、私が心がけていることがあります。

それは、心のチャンネルを合わせるということ。

初めて対峙するお相手には、周波数を合わせることを試みます。
周波数は何かというと、波長、リズム、呼吸の息遣いといったところ。
もっと具体的に言うと、話のスピードを合わせるということになると思います。

例えば、
元大阪府知事の橋下徹さんは、頭の回転が速いし、やり手でスピード感がとても速い。
そういう方に対して、こちら側のペースだけでゆっくりとのらりくらりと質問しても答えが返ってきづらい・・・。
テンポの違いから、違和感、ストレスを感じて話すことが失せてしまうことが想像できます。

また、元総理大臣の菅義偉さんであれば、 あまり抑揚はなく、一定のトーンでゆっくりとお話をされる。
こういう方に対しては、まくし立てるようにバーッと話しても、面食らって回答が出てきづらい・・・。

こういうことから、まずは、波長を合わせます。
話のスピードを合わせて、息遣い、呼吸が合って、周波数が合って、心のチャンネルが合ってくると、お相手が聞き入れていただける状態になってくる。

一旦、心のチャンネルが合うと、今度はお相手もこちらの心のチャンネルに合わせてくださり、こちらの話も聞いてくださることに。

せっかくの出会いであるため、一期一会となり、その先も繋がりある関係となれたら嬉しいです。
今日も新たな出会いに喜びを感じ、日々の仕事に取り組んで参ります。

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