ヘッドハンティングサービスやハイレイヤー人材の紹介サービスを提供しながら、急成長を遂げているプロフェッショナルバンク。実は子育て中のメンバーが多く在籍し、それぞれの事情に合わせて働きながら、自分らしく活躍しています。
今回は育児休暇(以下、育休)や産前・産後休暇(以下、産休)を取得したメンバーに集まってもらい、育休前後の様子や周囲からのサポートなどについて聞きました。
仕事と育児を両立するメンバーが多い環境。スムーズに育休を取得し復帰
プロフェッショナルバンクで育休を取得してみて、どう感じましたか?また、育休後の復帰に対する不安はありませんでしたか?

プロフェッショナルバンクは以前から仕事と子育てを両立しているメンバーが多く、自分自身が妊娠する前から、産休・育休に入るメンバーや、育休から復帰し、仕事と育児を両立しているメンバーの様子を間近で見ていたこともあり、お休みすることや復帰すること自体に不安はなかったです。実際に自分が産休に入る時や復帰する時、みなさんがあたたかく接してくれたのがとても嬉しかったですね。

私も復帰すること自体に不安は全くなかったですし、働くママが多いために自社や上司が復帰時の受け入れに慣れていたので、安心感がありました。
復帰時に、当時の社長(現会長)が同じタイミングで育休から復帰したメンバー数名を集めてランチに連れて行ってくれて。その時に「今の子供との時間は大切にしたほうが良いよ!」と言っていたことが印象的でした。会社のトップが直々にそんなことを言ってくれるなんて、とても良い会社だなと改めて実感しました。
復帰時に、当時の社長(現会長)が同じタイミングで育休から復帰したメンバー数名を集めてランチに連れて行ってくれて。その時に「今の子供との時間は大切にしたほうが良いよ!」と言っていたことが印象的でした。会社のトップが直々にそんなことを言ってくれるなんて、とても良い会社だなと改めて実感しました。

いわゆる「男性育休」を取得した福島さんは、当時どのように育休を申請し、休む体制を整えましたか?

私は妻が帝王切開予定だったこともあり、産後すぐに育児をサポートしたかったので、子供が産まれた直後のタイミングで2回に分けてトータル1カ月の育休を取得しました。育休を取得したいと相談した時に、直属の部長や部のみなさんが快く受け入れ、応援してくれました!
そして育休に入る2週間前から引継ぎ資料を準備して、自分の担当業務をすべて洗い出し、私がいない間、どの業務を誰にお願いしたいかを決めておきました。事前の準備と部のみなさんのフォローのおかげで、育休中に大きなトラブルもなく、スムーズに復帰できました。
そして育休に入る2週間前から引継ぎ資料を準備して、自分の担当業務をすべて洗い出し、私がいない間、どの業務を誰にお願いしたいかを決めておきました。事前の準備と部のみなさんのフォローのおかげで、育休中に大きなトラブルもなく、スムーズに復帰できました。

フレックスタイム制度や時短勤務を活用し、共働きを実現
みなさんは共働き家庭ですが、どのように育児を分担して仕事との両立を図っていますか?

育休を取ったことで育児の大変さがわかったからこそ、妻だけが大変な状態にならないように日々心がけています。普段は保育園への送りを担当していますが、在宅勤務の日は中抜けしてお迎えも担当しています。余裕があったら、子供をお風呂に入れてごはんも作ります!

我が家は、朝の家事・育児は夫、夜は時短勤務の私が担当するのが基本です。夫の職業柄、夜遅くなることが多く、急に打合せが入ってスケジュールを事前にコントロールしづらいので、私は復帰する際に9:30~16:30での時短勤務を選択しました。夫も在宅勤務の日などには、仕事の合間で子供を迎えにいったり、ごはんを作ってくれたりしています。
最近は子供がイヤイヤ期に入り、ごはんや着替えなど朝の支度を私が見ないと嫌がります。夫に任せるつもりが、子供の気分で急に戦力外通告されてしまうと私の時間が足りなくなってしまうので、フレックスタイム制度で出勤時間を10時に変更し、柔軟に対応しています。
最近は子供がイヤイヤ期に入り、ごはんや着替えなど朝の支度を私が見ないと嫌がります。夫に任せるつもりが、子供の気分で急に戦力外通告されてしまうと私の時間が足りなくなってしまうので、フレックスタイム制度で出勤時間を10時に変更し、柔軟に対応しています。

私はフルタイム勤務で、在宅勤務メインの夫が保育園の送り迎えをすることが多いのですが、基本的にその日に在宅勤務をしているほうが子供の送り迎えと夕食作りを担当しています。夕食の時間には家族がそろうようにして、みんなで一緒にごはんを食べます。寝かしつけは私の担当で、その間に夫がキッチンを片付けたり仕事したりと、うまくバランスが取れていますね。
そもそも復帰時にフルタイム勤務を選択したのは、当社にフレックスタイム制度や在宅勤務をうまく活用しながら働ける環境があったからです。夫婦で協力しあいながら、なんとか両立できています!
そもそも復帰時にフルタイム勤務を選択したのは、当社にフレックスタイム制度や在宅勤務をうまく活用しながら働ける環境があったからです。夫婦で協力しあいながら、なんとか両立できています!

急な早退や欠席もフォローしてもらえるあたたかさ
急な子供の体調不良。部やチームからどのようなサポートを受けましたか?

私はまだ急遽お休みするような場面がないのですが、チーム内にママさんが多いので、子供の体調不良で休むことが珍しくありません。急なお休みでも対応できるよう日頃からチーム内でサポートし合っているので、もし自分が急遽お休みすることになったとしても言い出しづらさや窮屈さは全く感じませんし、チーム内に限らず、会社全体でフォロー体制が整っていると感じます。
たとえば、私が保育園へお迎えに行く日に、会社を出る時間の直前まで社内ミーティングが入っていたことがあります。ミーティングが終わったらすぐに会社を出られるように会議室に鞄を持ち込んだら、それに気づいたメンバーがいて、ミーティングが始まるときに「神崎さんはお迎えがあるので、時間内に終わりましょう!」と言ってくれました。自分から「お迎えの時間なので帰ります」と言いづらいなと思っていたので、感動しました!
たとえば、私が保育園へお迎えに行く日に、会社を出る時間の直前まで社内ミーティングが入っていたことがあります。ミーティングが終わったらすぐに会社を出られるように会議室に鞄を持ち込んだら、それに気づいたメンバーがいて、ミーティングが始まるときに「神崎さんはお迎えがあるので、時間内に終わりましょう!」と言ってくれました。自分から「お迎えの時間なので帰ります」と言いづらいなと思っていたので、感動しました!

私のチームにも仕事と育児の両立をしている上司や時短で働くメンバーがいるので、突発的な休みで迷惑をかけてしまう時にも理解があり、ありがたい環境だなと思います。チームメンバーは私の勤務時間が16:30までだと把握しているので、帰りの時間が近づいてきたり、時間を過ぎて仕事をしていたりすると「何か手伝うことがあったら言ってね!」といつも気にかけてくれています。仕事と育児の両立は大変ではありますが、孤独を感じずに働けるチームは心の支えです。

ありがたいことに、私も万全の体制を敷いてもらっています。私の所属するマーケティング部は、個人の業務が幅広く専門性も高いので、その日の仕事を急遽引き継ぐということが難しいです。
ですが、各タスクにメイン担当とサブ担当がいて、週1回の定例ミーティングでメンバーのタスクと進捗を全員が把握しているので、突発的にお休みしなければならない時もかなり助けられています。先ほど話した育休時の引継ぎのスムーズさも、日頃のコミュニケーションの積み重ねのおかげだと実感しています。
ですが、各タスクにメイン担当とサブ担当がいて、週1回の定例ミーティングでメンバーのタスクと進捗を全員が把握しているので、突発的にお休みしなければならない時もかなり助けられています。先ほど話した育休時の引継ぎのスムーズさも、日頃のコミュニケーションの積み重ねのおかげだと実感しています。

育児があるからこそ効率的に業務を遂行するように
育休取得前後で働き方やマインド面での変化はありましたか?

私はマインド面で大きな変化がありました。もともと落ち込みやすい性格で、仕事で嫌なことがあったり失敗してしまったりすると、家でも引きずっていました。でも子供が産まれてからは、家に帰ってからも家事に育児にと忙しくしているので、余計なことをウジウジ考えている暇がなく、気持ちの切り替えがすばやくできるようになりました。また、子供から癒しをもらっていて、その存在が活力になっていますね。

私も気持ちの切り替えがうまくできるようになりました。私は育休中にネガティブ思考になってしまって……。「子供と一緒に歩いているときに事故にあったらどうしよう」など、子供が産まれてから心配性になってしまいました。でも仕事に復帰したら、そんなことを考えている暇がなくなり、ネガティブ思考を断ち切ることができています。
働き方の面では、育休前は時間をかけることで物事を解決していた部分があったんですが、育休後は時間をかけずに成果をあげられるように工夫しようという考え方に変化しました。
働き方の面では、育休前は時間をかけることで物事を解決していた部分があったんですが、育休後は時間をかけずに成果をあげられるように工夫しようという考え方に変化しました。

共働きなので家事育児を積極的に行う中、業務量は変わらず、むしろどんどん守備範囲は広くなっています。こうした状況下で育児と仕事を両立していくために、より一層の業務効率化を求めるようになり、スケジュール管理にもさらに慎重になりました。家事・育児と仕事の二兎を追って二兎を得たいと思っています。