
コラム
当たり前にあるもの
ワールドカップネタが続きましたが、あまり詳しくないので、
個人的にワールドカップ予選敗退よりショッキングだった
出来事について書きたいと思います。
先日、バイクのミラーを盗まれました...
久しぶりにバイクに乗ろうと思い立ち、
冬の寒さに負けてからずっと埃をかぶっていたバイクを磨こうと
ヘッドライト、メーターと順番にハンドル周りを磨きながら
やけに磨きやすいと思ったら「ミラーがないっ!!」
コントのごとく気付くのが遅かった自分にショックを受けつつも、
当たり前にあると思っていたものが無くなってしまうと
なかなかその事態を理解できず、その事実を受け入れられず...。
さて、どうすればいいのか。警察に言うべきか。
でもいつ盗られたかもわからないし、絶対捕まるはずがない。
バイク屋さんへ駆け込みたいが、バイクに乗ることすらできない。
私のミラーは今どこでどうなっているだろうか。
オークションなどに出され、新たな持ち主の元に届き、
楽しいツーリングに一役買っているのだろうか。
こんな悲しいことはないと思う。
やり場のない怒りが込み上げてきて、
気持ちを消化できずに家族・友人にメールで訴えてみたものの、
返ってきた言葉は仕方がない、手放した方が良いのではという内容。
やはり、泣き寝入りするしかない。放置していた自分も悪い。
仕方ないので、きっとこれは何かの「お告げ」であると考えてみた。
バイクを大切にしていなかったからバイクが怒ったのかもしれない。
バイクではなかっただけ、運が良かったという事。
手放した方が良いと言われ、やっぱり乗りたいと思えたこと。
(単なるアマノジャクという見方もありますが...)
そして、当たり前にあると思っていたものは、
当たり前ではないということ。
早速、新しいミラーを探して、もう一度リベンジしたいと思います。