COLUMN

コラム

トップタレント編

戦略的転職のススメ

企業に必要とされる”トップタレント”とは?

弊社ではトップタレントと呼ばれるその企業のコア人材になりえる方々の転職支援に強みを持っており、職種でいうと、事業戦略、事業企画、経営企画、マーケティング、HRなどで、かつマネージメントレイヤー、年収800万~2000万というレンジが中心となる。

リーマンショック後の大不況からアベノミクス復興まで、ここ数年、求人数の山あり谷ありは激しいものであったが、この間私が担当してきた企業の経営者たちが口をそろえて言うのは、“好況時はもちろん不況時だろうが優秀な人材(=トップタレント)というのは常に欲しい…”と…

では、経営者がいう優秀な人材とはどんな人材か?自身のこれまでのヒアリングから学歴や職歴、実績もさることながら、ヒューマンスキル面での素養をいくつか挙げると下記のような方々が群像となる。

トップタレントのヒューマンスキル10か条

  • 地頭(よく)
  • スピード(があり)
  • 自立型人間(として)
  • 当事者意識(を持っており)
  • マネタイズ(と)
  • コミットメント(意識が高く)
  • 素直(であり)
  • 逃げずにやりきる力(と)
  • 周囲を巻き込む力(と)
  • 変化対応力(を兼ね備えている)

箇条書きの( )なしでのキーワードをひとつひとつとって見ると、どれも一度や二度、ビジネス本などで見かけるような“あたりまえ”のキーワードである。これをすべて満たすスーパーサイヤ人の様な方はなかなかいないにしても、ひとつでも多くあてはまる素養があれば、トップタレントになりえるポテンシャルを持つ人材である。

さて、では上記素養を満たし、現職で高いアウトプットを出し続けているトップタレントやその予備軍は果たしてどのような企業に転職しているのか現在のトレンドをご紹介しよう。

自分の力が会社の成長の原動力となりえる成長企業

ずばり!まだまだベンチャー的なカルチャーの残る~200人規模位までの会社。これらの企業は、企業体としての体はなしえてきたものの、まだまだ高い個の力を求められることが多いが、その代り成果に対する昇進昇格や報酬が上がるスピードなどは速く、まだまだ、日系の古くからの大手などにありがちなプロパー主義で“後から入社したもの負けの会社”ではないところが多い。つまり、設立メンバーではなくても、実力を発揮し、正当に評価され、日系の大手企業では考えにくい短期スパーンで執行役員クラスから役員まで昇っている方が多い。

特にここ最近はシーズ~アーリーステージの小規模ベンチャーでのトップタレントニーズが根強い。これは景気の上向きに伴い、投資活動が活発化しており、VCやCVCなどがそういったステージの会社に積極的に投資をしているからだ。投資された側の企業は、設備投資は勿論のこと人材投資にも積極的なため、トップタレントを強く求める。たった1人の力で会社の成長のスピードが違ってくるからである。

我々としてもアーリーステージの企業に革新をもたらし、リードしてくれるトップタレントが一人でも多く、経営に近いポジションに就かれ、将来の日本を代表する企業へ導かれることを願っている。ただ、上記以外の中堅~大企業であってもトップタレントのニーズは高いので活躍のシーンは多いことは伝えておく。

これらより企業との面接の際には、今迄の経験・実績もさることながら、相手企業に上記のようなキーワードを植えつけることができるか?ということが重要となってくるから、エージェントが保有する当該企業の過去の面接データなどを共有し、どのような訴求へつなげていくかを戦略的に準備したいところである。

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