『ここが私の最前線』50代、60代転職の現実

赤間_独り言

50-60代のシニア層の方々とお話をする機会をいただいた際に、必ずと言っていいほどいただく質問があります。

「この年齢から転職できるのか?」
「自分のスキルを使って活躍できる企業はあるのか?」

これまでご転職経験がない、もしくは少なく、現職で長くご活躍されてきた方ほど、転職活動の上で気になるこの話題。

「求人の絶対数は少なくなるかもしれませんが…」という少々厳しい現実と「良いチャンスをつかんで転職、ご活躍されている方も多い」というもうひとつの現実をお伝え差し上げております。

2019年に経団連の会長が終身雇用制の限界を唱えて早4年。
新卒からいる社員だけでは、企業の円滑な経営・運営がまかなえなくなってきている現状があり、シニアの方の転職実績も、フリーランスとして企業に所属せずに働くスタイルも増加しています。

弊社では特に、これから変革期を迎えようとする企業からのご依頼が多く、そのような企業こそ、経験豊富で自身の持つノウハウを社員に伝えてくれる方を求めています。その際に求められるスキルとは一体何なのでしょうか。

・会社のカルチャーが異なる人、社内の様々な立ち位置の人と連携をとるコミュニケーション力
・想定外の事態が起こった際にも臨機応変に動ける柔軟性
・メンバーや制度が整っていない中で自身でも手を動かすプレイング力

会社課題を解決するにあたって社内に足りない部分を補うための採用となるので、勿論リーダーシップ・プロジェクトマネジメント力も重要です。一方で、自身でも必要な際には手を動かす「プレイング力」が求められるケースも多いと感じております。
既存社員とも同じ目線に立って働いてくれるシニア層のお力を求める企業は、今後より一層増えてくるのではないでしょうか。

最後に『ハイキュー!!』というスポーツ漫画より、私の大好きなセリフを紹介させてください。

「ここが私の最前線」

高校の運動部でマネージャーの立場から全国大会に挑むキャラクターの『コートの中にはいられなくとも同じ気持ちで戦っている。自負を持って自分の役割を果たす』という熱い気持ちが伝わるシーンです。

企業課題を自分で解決できるわけではない、転職される方の意思決定権を持っているわけではない。そんな私も、自分なりの「最前線」で企業と転職を考える方の支援に努めています。
弊社にご相談に来てくださる方々も、年齢にかかわらず『ここが私の最前線』と自覚できる仕事をされたい方ばかりかと思います。

自身のキャリアを考えようと思い立った時こそが好機!いつでもプロフェッショナルバンクにご相談ください。

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