プロねた。
Vol.070

世界トップ10の古都

2012年07月11日
担当
福良 英基

京都が観光都市ランキングで9位となった。北米の富裕層を中心に月約100万部発行されている月刊誌「トラベル+レジャー」が毎年行う読者投票の結果だ。日本の都市でトップ10入りしたのは初なのだという。1位はバンコク、2位はフィレンツェ、3位にイスタンブールと続く。観光産業を活発化させたい日本にとって、国内エース級の都市が海外の富裕層からの人気が高いというこの結果は追い風であろう。

ところで、橋下徹大阪市長は消費税の地方税化を都構想に並ぶ必要不可欠な重要事項としている。都構想の法案も机上に乗り具体性を増してきた昨今、この勢いなら消費税の地方税化も夢物語ではなくなるかもしれない。

消費税が地方税化されたら、各自治体はやっきになって観光業や地場産業の振興に取り組むという。何せ、管轄エリアでお金を使ってくれればそれがそのまま税収につながるのでビジネスに近い。その分、投資も盛んになり、当然”人材”への投資も活発化するはずである。地方自治体が民間で活躍する優秀な経営者や企画職、営業職などを積極的にスカウトするという時代が来るかもしれない。

ここ数年、地方企業から優秀な人材を首都圏などからスカウトして欲しいという案件が増え続けている。地方では見つからないような先端技術者やデザイナーなどを受け入れて競争を勝ち抜こうとする、人材投資に積極的な地方企業は多い。働く場所にこだわりのない方は、地方にも目を向けると以外に面白い企業が求人を出しているので選択肢が広がると思う。

消費税の地方税化だけにとどまらず、官民一体となって日本隅々まで産業が盛んになる施策を試みれば、人材の流動化も伴い活気のある国になるだろう。古都のランクインを見て、ふとそんなことを思った。

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