
20代や30代なかばで経営者として活躍する若手エグゼクティブ。ビジネス界においてわずか一握りのこの種の人々は、一般的に成功者であり、羨望の対象者として見られて、“スーパーマン”としてあがめらることもしばしば。
しかし、彼らだって悩みはあるし苦労もしている。成功の代償に捨て去っているものだって数多くある。職場の仲間と飲みに行っても本音で愚痴は言い合えなくなってしまったり、どうも周りに気を使われている気がしてしょうがなかったり。資金繰りが大変な時もあるし、上場はしたけども株主の厳しい罵倒が夢に出てきたり、逆に社員に厳しく罵倒を浴びせなくてはならないことだってある。などなど。
若手経営者たちとお会いする機会が多い中で、親しくなると上記のような打ち明け話をしてくれる人もいる。しかし、悩みや苦労があろうとも立ち止まって“思いにふける暇”は彼らには無いのが一般的。前へ前へ進んで行くしかない。そんな「前のめり」になった状態だから苦労話をする顔からも明るさや余裕が見えてくる。
若くして成功する経営者の多くは前へ進む力が強い。前傾姿勢で勢いがある。つまり「前のめり」である。
あるIT系30代の若手経営者はある時こんな話をしてくれた。
「私は新卒の時に30歳までに達成したい目標を立てて、1年ごとに区切って表にして管理してきました。そしてそれを毎年、着実にクリアしていくうちに、目標より現実の成長スピードが増してきた。30歳までの目標になかった上場というものが現実になった。夢(目標)を現実が追い越したのです。」
彼が20代に掲げていた目標も決して低いものではなかったはず。ただ、それを追い抜くほどの行動力というか前進力があったのだと思います。ひとつの目標をクリアするとそれに満足する人々が多い中、1年ごとの目標を掲げ、それをクリアするとそれでも足りず飛躍するところが常人とは違うところなのでしょう。また、この続きでこんな話もしていた。
「30歳までのうち、ある年の年収目標が達成できませんでした。その年の自分の給与はゼロだったんです。その年は体重も10キロ近く減ってほんとに辛かったけど、今となると笑える話がたくさんあって・・・(続)」
なるほど、たくましい。前へ前へ進んだ結果、今は笑い話になっているわけです。
若くして成功している経営者達にはいろいろな成功要素があると思う。経営センスがあったとか、人脈作りが秀でているとか、時には運が良かったとか。しかし、“今この時”に時間を区切って彼らを見たときに共通しているのはみんな“今に留まっていない”ということ。常に前進していて、前のめりになっていて、すごいスピードで変化しているということ。熟年の経営者でなかなかそうは行かないはず。
変化を好んで前に前に。
プロフェッショナルバンクは、そんな新たな可能性を探して「前のめり」になっている若手エグゼクティブを目指す方々に、その可能性を広げるCXOや経営企画などの魅力的なフィールドを数多く用意して待っています。






