経理編

担当
草本 忍

経理財務はキャリアップの分かりやすい職種

経理は市場評価として「何をやっているのか」で明確にキャリアを図りやすい職種だ。また、財務も資金潤沢な企業で上手く資金を回しているか、業績の苦しい企業でいかに資金調達を実施できているかが肝で、前者は上場企業、後者はベンチャー・中堅企業でステージ感が問われる。ここでは市場ニーズの高い経理にスポットをあてて以下まとめてみた。

例えば営業職などは端的である一方、他の職種では出身企業の「業界」「規模」による市場評価が図りづらい。経理職についても一部の業界を除き、実務経験そのものを問われ、業界経験はあまり問われないことが多い。1部の例外は、金融(銀行・証券・保険)とメーカーであり、これらは業界経験が問われる。なぜなら金融は勘定科目の違いなど特殊経理があり、メーカーは原価計算という業務が必要になるため、異業種からの転職はハードルが極めて高い為だ。

それでは具体的に経理業務で評価される実務経験として、少しおおざっぱな言い方になってしまうが下記の実務経験者が採用市場では、今も変わらず評価される。

・連結決算

・有価証券報告書

・株式公開準備

なぜ評価されるのか?

上記業務は上場企業、あるいは株式公開前のベンチャー企業でしか経験ができない業務のためだ。厳密に言うと非上場企業でもある条件があれば経験はできるのだが、一般的には「公開企業」「IPO準備企業」という「限られた環境」でしか経験できないため、絶対数も少なく市場でも評価をされるのだ。

具体的なキャリアップの道筋

出来れば早い段階で上場企業での経理経験が積めるのが望ましい。実務経験の流れとしては「月次・年次含めた主計業務全般」から「有価証券報告書」「連結決算」までを35歳までに経験されている方であれば、内容・経験年数にもよるが転職活動に苦労することはあまりないはずだ。

上場企業経験者がIPO準備企業、非上場の中堅・中小へ転職はしやすいが、35歳までに上場経理経験がない場合には上場企業への門戸はかなり狭まってしまう。

逆に現在上場企業に在籍している場合には、将来の方向性を固めた方が良い。「大手・中堅企業で着実に経理マンとしてスキルアップを図る」のか「公開を目指すベンチャー企業でのCFOを目指す」のか。前者の方はご自身の専門性(開示・連結・税務・海外)を高めることが出来る環境で、また、後者の方は、幅広い実務に携わるとともに経理フローの構築など管理部門の仕組みに携われる、マネジメント経験に携われる環境に就くことで理想のキャリアが近づけると思われる。

上場企業、公開準備企業での経験がない場合には?

では公開企業、IPO企業での経験がなく、年齢的にも転職が難しい場合にはキャリアアアップは難しいのか?そんなことはなく、より上のポジションを目指すためには、経理だけではなく「幅広い実務経験」「マネジメント力」が重要になってくる。

非上場企業の場合、管理部門が経理課・財務課などに細分化されておらず、もっと言えば人事総務も同じ部門で担当していることもある。将来的に非上場中堅企業で管理部長を目指している方は、経理のみというよりも財務や人事総務など管理全般を経験している人材が評価され、人的マネジメントだけではなく、業務マネジメント経験まであれば年齢問わずチャンスはあると思われる。

このように経理は目に見えてキャリアが分かりやすく、またそのステージでしか経験ができない業務もある為、あなたの将来的なキャリアゴールから逆算して、転職先を検討されることをおすすめしたい。

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