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2011年12月 アーカイブ

2011年12月06日

Vol.59 〜 増える人口 〜

今年10月に世界の人口が70億人を突破したというニュースを見た。1900年におよそ16億人だった人口は、ここ100年程で急激に伸びて、さらに2050年には90億人に達するとのこと。そんなに増えて大丈夫なの?と正直思います。

国別では当然、増加する国もあれば減少する国もあります。そして、生産人口(15歳から64歳)の増減は経済成長に大きく影響してきます。日本や中国は生産人口が減少する為、経済成長が鈍化するとされる国で、一方、生産人口が伸び続けるインドや南アフリカなどは、今後数十年間、経済成長が続く代表国と言われます。そして今後も成長し続けるインドのような新興国には、日本などの海外からの赴任者が増えていくとされます。

ただ、世界経済の構図が変化した未来では、日本人の“海外赴任”の姿も多様化していると思われます。例えば、リクルートワークス研究所の”2020年予測“では、日本から新興国に「集団出稼ぎ」に行く労働者が増えるそうです。水道や電力、鉄道といったインフラ設備の拡充が必要な国々に、日本での活躍の場が減った技術者などが期間限定で集団赴任するというのです。集団で出向くので語学力や海外経験は要らず、これまでの花形的な海外赴任者とは一線を画します。経済情勢が大きく変るので、そんなパラダイムシフトが起きても不思議ではありません。

「集団出稼ぎ」はほんの一例ですが、人口の増減は世界の経済情勢を変え、これまでにはない働き方を生み出すことにもなります。「来年のことを言えば鬼が笑う」となりかねませんが、増えゆく世界の人口と日本の現状から、ふと未来の姿を想像してしまうニュースでした。

2011年12月20日

Vol.60 〜 酒の徳 〜

今年はコミュニケーションを図る"場"としてSNSが急速に普及しました。特に若い世代の普及率は高く、日常化しつつあります。一方、昔からのコミュニケーションを図る"場"の代表と言えば「酒の席」ですが、職場での、特に上司との「酒の席」は減少傾向といった話を耳にします。若い世代は仕事とオフを割り切っているという調査があれば、逆に「店をはしごで豪快に連れまわす上司」も減りつつあるとか。

キリン食生活文化研究所が先日、職場での飲酒に関する意識調査結果を発表していました。上司とお酒を飲む頻度を増やしたいかという質問に、「増やしたい、まあ増やしたい」との回答は、以外にも20代が最も多く21.9%に上っていました。30代は18.7%、40代は15.4%、50代は10.3%でした。

一方、家での飲酒頻度は、20代は「飲まない」が最多の35.8%。これに対し、50代は20.8%にとどまり、「週2~3回以上」は家でお酒を飲むが52.7%となっていました。部下を連れて飲みに行くより、ふところにも家族にもやさしい「家飲み」志向の上司が多いようです。

諺に「酒に十の徳あり」というものがあります。

・百薬の長
・寿命を延ばす
・旅行に食あり
・寒気に衣あり
・推参に便あり
・憂いを払う玉ぼうき
・位なくして貴人に交わる
・労を助く
・万人和合す
・独居の友となる

忘年会が真っ盛りの今の時期などは「万人和合す」がてき面のような気がします。酒の徳を活かしながら、SNSなどではない「リアルな場」 での交流も引続き大切にしていきたいですね。

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