Vol.53 〜 中途採用復調の兆し 〜

人材紹介会社や求人メディアを利用した採用が活発になっています。
日経新聞によると、転職市場での求人数の増勢が続いていて、リクルートやインテリジェンスといった大手人材紹介会社の7月末時点での求人数は前年同期比でいずれも40%前後の増となり、今春以降は拡大を続けているそうです。

今年は東日本大震災の影響で新卒の採用活動が長引くのに伴い、中途採用の立ち上がりも遅れをみせていましたが、7月以降は増加傾向が鮮明になっています。IT大手が100人単位で募集していたり、リーマン・ショック以降は見られなかった総合商社の総合職の求人も活発化してきている模様です。また、インテリジェンスが10月に開催する転職フェアの参加企業数は約170と前回開催の6月から4割も増える見通しで、リアルマッチングの場も盛況感が出て来ました。

当社でも、同一企業が複数職種で複数名募集しているような案件が増えており、何よりも弊社候補者を採用いただく数が昨年同時期より飛躍的に伸びて来ました。数もさながら、企業の採用意欲が上がっている為、候補者の推薦から採用に至るまでの展開率が上がって来たことも大きな要因となっています。

マクロでみても最近の正社員有効求人倍率(厚生労働省)は前年同月を常に0.1ポイントほど上回る水準で推移しており、失業率は低調ながらも求人に関しては持ち直しつつあるようです。米国や欧州各国の雇用情勢が日増しに厳しくなっていることを考えると、今の日本の雇用情勢はまだ恵まれた方だと言えるのではないでしょうか。

間もなく野田新政権が生まれます。今の雇用情勢が更に上向くように政策面でしっかりと支えてもらいたいと願うばかりです。

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