おすすめの本

学生の時、一人暮らしでの食費を浮かせるためレストランでアルバイトをしていた。
そのお店、『まかない飯は、自分で作るなら材料は勝手に使え』という今にして思えば大変な贅沢を許すところだった。お肉屋さん魚屋さんに注文する際、調子に乗ってメニューに無い肉や魚まで頼んだらさすがに叱られたが、多少多めに注文する分には何も言われなかった。折角なのでいろんな料理にトライした。最初は酷いものだったが、だんだん食べられるようになった。おかげで料理は平均中年男性よりうまいと自負している。
ただし決定的な欠陥がある。それはメニューの偏り。まかない飯は休憩時間に作って食べるので、時間の都合上どうしても炒め物が多くなる。煮たり揚げたり焼いたりは時間や手間がかかりすぎて余程暇な日でないとできなかった。結果、和食はほとんどわからない。
最近になって好みが極端に和食に寄ってきた。クックパッドをみたりしながら作ってみるが腕も勘も悪いのであたりはずれが多い。
そんな時、料理仲間のおっさんにある本を紹介された。
割合で覚える和の基本という本。
この本、凄い。
レシピの本ではない。いや、レシピも載ってるけど、それよりも根本となる味の基本『さしすせそ』の割合とかに重きをおいて紹介されている。だからこんな私にも応用が利いて楽しい。とにかく作ってびっくり。本当にうまい!
「調味料を足すとこうなる。そこに火を入れて飛ばす事でこうなる」といったことまでわかるので目からうろこが落ちる。本当に便利だ。
今にして思えばバイトのまかない飯だって慣れるに従って味付けの配分がだんだん合ってきたからうまくなったんだろう。そこには基本があって、それを守れば失敗は無いということ。逆にこの比率から極端に外れた割合のレシピを見ると、辛いだろうなー、濃いだろうなー、といったことが想像できるようになった。
旬の野菜とか脂ののった魚がうまくなる季節、宜しければ是非!

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2010年07月23日 18:20に投稿されたエントリーのページです。

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