皆さんはご存知でしょうか?
66歳の父が脳性麻痺の息子を担いでトライアスロンを完走した奇跡の話を。
息子が乗ったボートをひっぱりながら泳いだ3.8km。
息子を前に乗せての自転車180km。
息子の車椅子を押しながら走った42.195km。
66歳の人が完走するだけでも喝采をあびるほどのレースなのに、それを大人の男性を常に抱えながらやってのけるなんて、どんな賞賛をしたらこの気持ちが伝わってもらえるだろうか。
初めて父が息子の車椅子を押して走ってみた時、表情を変える事すらできなかった息子が初めて心から楽しそうに笑った。息子にまた喜んでもらいたくて、父はフルマラソンに参加し続け、走り続ける。そして、「やればできる」「不可能なことなんて無い」ことを息子に伝えたくて、ただそれだけの為に、父はこの偉業を成し遂げた。
すごいのは、もともとこの父はアスリートだったわけではないところだ。
マラソンを始めた頃の父はぶよぶよとした、ただのおじさんだった。
もちろん、水泳も全くできない人だった。
それが、できてしまうのだ。
この映像を見て涙が出た。
ただの感動と言う言葉では言い表せず、胸が苦しくなった。
「やればできる」
そして、この父の意を受けた息子は脳性麻痺患者として初めて名門ボストン大学に入学・卒業。同大学の研究室で身体障害者の為の機具の開発に取り組み中だ。













