裁判員制度

連日報道で裁判員制度が取り上げられている。
今日は2例目の判決が出た。求刑6年に対し4年半の実刑だとか。
報道の内容を見ていると、結構詳しく裁判の様子が伝えられている。
例えば、被告人質問の中身が検察、裁判員ともに紹介され、そのときのそれぞれの表情まで伝えられているし、内容以外でも、検察・弁護側双方で難解な用語を避け言い換えに工夫が見られた、といったことまで報道されている。裁判そのものをよく知らない私でも目に浮かぶようだ。
詳しく報じられる程、違和感を感じてしまうのは制度そのものの問題。
それは素人裁判員制度は1審のみで、上告したらプロの弁護士に代わること。
どの新聞にも出ているが、【今までのプロ弁護士なら多分○○程度の判決でしょう】といったコメントがあるが、素人の1審判決が従来より厳しければ弁護側が、逆であれば検察側が上告することにならないのだろうか? そうなるとそもそもこの制度の存在意義は何だろうと思ってしまう。
気の毒に「眠れなくなるほど考えた」と言った裁判員がいたらしい。望まないのにここまでのプレッシャーを与える制度だが、ちなみにあるシミュレーションでは裁判員(つまり私たち素人)の手当てだけで年間30億、その他合わせると80億かかるという。

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