ここ何日か立て続けに医薬品業界の優良企業に訪社している。
そこで今日は最近知ったお薬の話。
まずはジェネリック(後発医薬品)薬について。
成分がほぼ同じな新薬とジェネリック薬品だが、国によって販売比率が大きく異なる。
世界のメガファーマが本社を置くアメリカやイギリスではジェネリック薬のシェアが既に新薬のそれを追い越して50%以上ある。対して日本は未だ20%を切っている。理由は保険制度の違いだとか新薬ほど効き目がないとかいろいろ言われているようだが、30%のシェアの違いは大きすぎる。
国家安全保障予算の中で莫大な費用を占める医療費負担を少しでも下げるには、より安価なジェネリック薬が有効だ。そこで使用率を高める為に昨年4月より原則的にはジェネリック薬の処方が義務付けられることとなったそうだ。それでもまだ今はジェネリック薬の生産がない薬も多く(新薬の開発が終わり特許を取得してから20年間は開発メーカーは保護され独占権をもつ為)、ジェネリックのシェアは低い。しかしながら2010年には相次いで優良新薬の特許が切れるので(これを2010年問題と言うらしい)、今後ジェネリック薬の比率は高まっていくだろう。
そもそも高いと言われる新薬の開発にどれくらいかかるのか? 期間、費用共に世界の中でも日本はハードルが高いと言われているらしい。他国に比べてより安心ともいえるのかもしれない。ただしビジネスである以上採算が取れない薬は開発されない。採算ベースの薬とは年間500億円以上を売り上げてくれる薬だそうだ。いかにも高い、とんでもなく高い!
それが原因で大きな問題がある。
患者数の少ない病=“難病”についてはそれであるが故に、ずっと薬が開発されずに難病のまま!といったケースが考えられる。 嬉しいことにこういった構図にチャレンジし患者数の少ない病に対応する薬を開発する企業が成功を収めつつあり、楽しみな時代になってきた。
今後も勉強しながら注目していきたい。
くすりのお話
2009/02/12 22:43













