受取り方

私が所属している事業部では2週間に一度研修を行っている。
テーマは色々で、キャリア理論だったり、ロープレだったり、ニッチな業界や職種研究だったりもする。

この部内の研修を私は実は結構気に入っている。
何故かというと、研修というと往々に「やる側の自己満足」と「受ける側の義務感」がひしひしと室内に漂うものだが、それが無い。
理由は、講師は持ち回りで自分達で行う為、受講者が仲間の言葉を一生懸命聞こうとしているという前提と、テーマが全員の仕事に直結していて、タイムリーに知りたいと思うものである為、か?と思える。

研修の最後にはその研修テーマに関して、全員でブレスト的なものを行う。ここで、個々の意見を聞くのがまた面白い。
あくまでも研修は材料の提供であるので、その研修テーマの誰かの理論が正とは限らない。その理論について○と思うか×と思うか、どの点は共感できるか、等。

先日のテーマは「40代のキャリア」。
もちろん、私達が対峙する多くの方がこの世代である為だ。
ところが、受講者全員が同じ内容の説明を聞いたのに、キャリアという自身にも関係する身近なテーマの為、個々の受け取り方はバラバラ。
夢多き20代には、やや悲観的な内容に聞こえたようだ。決して悲観的な内容ではないのだが、世代が離れすぎている為、あまりリアルな想像ができなかった様子。30代は「30代までの時期が如何に大事かを学んだ」と言い、40代は「自分の事を改めて考えさせられた・・」と。

同じ言葉を与えられても、人はどうしても自分をどこかにオーバーラップさせながら各自の論理で勝手に理解する。これは、いつ・どんな時もそうなのだろう。だから、人に伝える時には、その人がどういう立場なのか、どういう人なのか、をきちんと踏まえた上で話をしなくてはいけない。
だから、パターンは限りない。

そんなコミュニケーションの大切さを日々勉強できるこの仕事はやはり奥深い。とこの研修を通して思った。 (・・・ほら、全然受け取り方が違うでしょ笑)


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