プロねた。
Vol.089

マルチな才能とは?

2014年09月08日
担当
福良 英基

知人で1部上場企業の取締役を務める方は、本当にマルチな才能を持っている。事業を起ち上げれば成功させるし、事業を引き継げば拡大させる。人事をやれば社員数はあっという間に数倍にまで膨れ上がり、海外に行けばいとも簡単に買収先を見つけてくる…そんな感じである。

マルチな才能を持っている人、言い替えると何をやっても成功する人は普通の人と何が違うのだろうか?成長企業の経営者達に話を聞いていると、共通して言われる能力が3つある。

・自立性
・戦略立案力
・実行力

である。まず自立性は、過去の前例や世の中の制限に拘らない自らの力で物事を考える思考のこと。事業をゼロから起こす発想も、既存事業を大きくする為の新たな戦略もここから生まれる。戦略立案力と実行力は言葉の通りであるが、特に成功者は、実行、検証、戦略再考、実行のサイクルが高速なようだ。また、実行力の中には継続して学習を続けられる力も必要で、新たな事業に就いた後などは、知識をインプットする為に職場以外での学習時間を1日3~4時間確保し続けることもあるという。これを当たり前のようにできる人がどれだけいるだろう?

以上の3つの要素を高いレベルで持っていれば、異分野の仕事を始めたとしても他の経験者が出す成果を短期間で上まれるようになる。

成長著しいいベンチャー企業では優秀な人材ほど異動が多い。1年スパンで次々と部署を渡り歩く人材もいるくらい。もちろん、この異動は大企業のジョブローテーションと異なり、能力開発のためではなく異動先の事業をけん引する為の役割を期待されている。そして、そのような企業は昇進・昇格も大胆だから入社2~3年で、早い場合は1年足らずで役員へ抜擢されることもある。

上記、3つの能力に自信のある方は、そんな異動の多い成長企業で働くと活き活きできるのではないだろうか。

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