プロねた。
Vol.086

投資判断軸での転職先選び

2014年03月03日
担当
福良 英基

転職を考えた時、安定企業や成長中の企業だけではなく、自分の経験が活かせるならば、今はまだ芽が出ていないが今後、高度成長が期待できる業界や企業を探し出して応募する、というのも選択肢のひとつである。

成長余地の大きい産業から優良企業を選ぶことは、投資ファンドや投資家が投資を行う際の判断にも似ている。その為に転職活動を行っている”いつもに増して忙しいいビジネスマン”には結構難しいものかもしれないし、そのような将来の花形企業と思われし候補を見つけたとしても、今はまだ芽が出ていなのだから仮に内定が出たとしても入社するには勇気がいるだろう。

ただ、将来的に大きく成長する分野にその草創期から携わる意義は大きく、次のキャリアにプラスになることも多い。何故なら、狙った分野の市場が膨れ上がれば後発企業が続々と登場し、それらの企業は当然ながら同分野での経験者を必ず求めてくる。その為に草創期からその分野に携わるスペシャリストとして自身のキャリア価値は数倍〜数十倍上がっている場合があるからだ。

見つけ方としては各メディアや四季報などの情報から成長分野の成長企業を拾ってくれば良い。そして、そこに求人があればまずは応募してみれば良い。

例えば最近であれば下記分野などは今からが面白いと思う。

ウェアラブル関連
→直接身に着けることができる超小型装着コンピュータのことで、代表的デバイスのGoogleグラスが今春に日本上陸し火が付く可能性大。市場規模はこの先5年で20倍以上に広がる予測。日本では超小型CPに搭載する各精密機器や各種アプリの開発企業に期待ができる。

3Dプリンター関連
→立体的な試作品を容易に制作できるようになる為、各メーカーでの開発工程が一気に短縮されるとされ導入が増える。経済産業省によると現在約2300億円の市場規模が2020年には4.3倍の約1兆円になるとされ、その関連市場までを含めると10.7兆円までにも膨らむとしている。3Dプリンタの開発メーカー、設計図となるCAD・CAMシステム会社、販売代理企業などに期待ができる。

医療・介護関連
→国内では言わずと知れた成長業界。国家戦略として2020年に国内で26兆円市場を見込む。まだまだ発展途上な分野も多くバイオベンチャーやロボットスーツなどの開発企業は日本ならではの技術力を活かした未知数の成長にも期待できる。

以上は代表的な事例となる分野だがまだまだこれから成長しそうな分野と企業は多い。転職支援の現場においては、このような将来の成長性も考慮した求人の提案も可能なので投資感覚で転職先選びをしたい方は、ご相談いただくことをお勧めしたい。

トップへ戻る