プロねた。
Vol.085

考えなければストレスにならず

2013年12月24日
担当
福良 英基

厚生労働省の2012年労働者健康状況調査によると、仕事に対して強いストレスを感じている人は、働く人の6割にも上るそうだ。何にストレスを感じているのかの内容を見ると、「職場の人間関係の問題」(41.3%)が最も多く、次いで「仕事の質の問題」(33.1%)、「仕事の量の問題」(30.3%)と続いている。 いわば仕事のストレスを抱えていない人の方が少ない世の中であり、いかにそのストレスを軽減して活きていくかがカギと言える。

例えば、スポーツをするとか、好きなものを食べるとか、カラオケで歌うなどが代表的なストレス解消法。そして、これらを実施している時に共通 していえることは、頭はからっぽで「何も考えていない状態」であることだ。つまり、ストレスの原因そっちのけで今を楽しんでいる。実は仕事で成功している人には、この「何も考えない」ということが自然とできている人が多い。

成功者は一見、ポジティブシンキングと思われがちだが実はそうではない。慎重でネガティブシンキングな方もいる。ただ、いずれにしてもストレスとなるであろうことは必要以上には考えない傾向は共通して多い。ストレスに弱いと言う人は、仕事が終わった後も、”電車”で”食卓”で”ベッド”で同じことを何度も繰り返し考える傾向がある。なので、頭の中からストレスの原因が離れることは少ない。悩みだしたら止まらないではなく、悩みだしたら考えないというのがストレスを抱え込まないコツなのである。

とは言っても、解決しなくてはならないこともあるだろうから、その時は一人で考えずに人と相談することが大切である。根本的な解決にならなくても話を聞いてもらえるだけでストレスは軽減される。上記の調査では、ストレスなどについて「相談できる人がいる」とする労働者は90%となっており、ストレス解消法として”人に相談する”を実施しているビジネスマンはやはり多いようだ。

何も考えない時間を自分で作り、時には人に相談し、そしてまた考えない時間を作る。これがストレス社会を乗り切るコツである。

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